2017年2月28日の『ありえへん∞世界』は、『衝撃映像&セレブも驚く裏ワザ新常識&道の駅グルメ2時間SP』でした。
放送予定内容は、
- 新着!世界からのありえへん映像
- 大の大人が答えられないと恥ずかしい新常識…スーパーで売られている大量生産ケーキの作り方、座っている人のおでこに指一本を当てると立てなくなる
- セレブも間違えるグルメの新常識…外国産の激安ひき肉で作るハンバーグを一流の味わいにする裏ワザ、スーパーで売られているカレールーを使ったカレーでもひと手間加えるだけでホテルのカレーのような味わいに!
- ぽっちゃりスタッフ道の駅の旅…明日行ける!道の駅を篠原信一と当番組のスタッフが食べまくる!海の幸をふんだんに使った超豪華デカ盛り○○丼 ▽地元で獲れた高級○○を使った大人気絶品バーガー
です。
出演者は関ジャニ∞の村上信五さん、丸山隆平さん、安田章大さん、美輪明宏さん、宮崎哲弥さん、ゲストは泉谷しげるさん紫吹淳さんです。
放送内容は随時更新します。
1.大量生産のケーキはどうやってきれいに切られている?
超音波フードカッターで切っています。これを使えばホールのショートケーキが崩れることなくいちごまできれいに切れます。この超音波カッターを使えば、シュークリームや分厚いサンドイッチ、綿菓子まで形を変えずに切ることが出来ます。
きれいに切れる秘密は刃が1秒間に2万回振動すること。柔らかい食品を包丁で切ると摩擦抵抗で崩れてしまいますが、超音波フードカッターは振動することで摩擦抵抗を小さくしてきれいに切ることが出来るんです。
2.福神漬に入っている変な形の野菜は何?
七福神になぞらえて7種類の素材が入っている福神漬。大根・なす・レンコン・きゅうり・シソ・生姜は分かりますが、あと一種類がよく分かりません。
製造工場で見てみると、まず塩漬けされた野菜を機械で細かくカットしていきます。すると変な形のあの野菜を発見!これは『なた豆』という食材で、福神漬以外ではほとんど使われず、古くから漢方薬として使われています。
カットされたなた豆はほかの野菜と混ぜられて、漬けダレとかき混ぜたら福神漬の完成です。
日頃使わないなた豆が入っているのは、切った形が七福神の布袋様の軍配に似ているからと言われています。
3.アメリカンドックってどうやって作ってるの?
工場で型にソーセージを並べて、1分間に120本の速さで串を刺していきます。そのソーセージが運ばれた先では職人さん8人が1本1本手作業で生地をつけています。
機械作業で出来ない訳は、右手で生地をつけたら左手に持った次のソーセージであのアメリカンドック特有の形にするんです。これが職人技なんですね。
その後、180℃の油で約10分間揚げたら完成です。何と8人で1日6万本も製造しているんです。そして全国のコンビニなどに出荷されます。
ちなみに、先の方が太くなっているのは一口目にふわっとした食感を出すため。職人技の塊なんですね。
4.ミニトマトはそもそもどこで食べる野菜?
飛行機に機内食で食べられていました。元々ミニトマトは40年ほど前まで日本に馴染みのない野菜で、アメリカやヨーロッパの飛行機の機内食で食べられていました。大きなトマトをカットして使うと、切れ目から出る水分で他の野菜が傷むからなんです。
そんな機内食のミニトマトを見た日本の農業関係者が栽培を開始して、日本の機内食でも使われるようになったところ、「かわいい」「食べやすい」と大好評!これをきっかけに食卓に広まりました。
5.日本茶に浮いているホコリのようなものは何?
あれはお茶の葉の裏のうぶ毛なんです。このうぶ毛は若葉を守る役割があって、葉が成長するにつれて無くなっていきます。
お茶は若葉にうちに摘み取った方が美味しいと言われているので、このうぶ毛が浮いていたら美味しいお茶だという印なんです。
ちなみに『茶柱』は茎の部分で、細かい急須の網をかいくぐって立つのは珍しいため縁起がいいと言われます。この茶柱がお茶の成分とカプセルに入った商品まであるんです。縁起いいのかな・・・?サービス用?
出雲茶柱縁起茶2カプセル(756円)
6.三毛猫の99.9%は?
メスなんです。三毛猫のオスとメスの遺伝子の違いで、三毛猫が生まれる時は親からの遺伝。
メス猫は白黒・白茶・白黒茶(三毛猫)の3つの模様が生まれますが、オス猫は白黒・白茶のみが生まれます。ごくまれに突然変異で生まれるオスは数万匹に1匹と言われています。何と3000万円もするそうです。
オスの三毛猫は昔から幸運を運ぶと言われていて、大漁や無事故を願って船に乗せられたり日本初の南極観測隊と同行したりしています。
7.シジミの中身が入っているかの判別方法は?
宍道湖はシジミの漁獲量全国1位で国内シェア39%を誇ります。朝8時に漁に出発して、細長い竿の先に篭が付いた『鋤簾(じょれん)』という漁具を使って湖の底を削り取るようにシジミを獲ります。
この時鋤簾を両手で持たないといけないので、足でハンドルとアクセルを操作するんです。篭を引き上げると大量のシジミが入っています。この作業を休まず2~3時間繰り返し、1日の獲れるシジミは90㎏ほど。
中身が入っていないシジミは50個のうち1個程度なので、探すのは至難の業。何とシジミ同士をすり合わせて、鳴る音で中身の有無を調べていって、中身の入っていないシジミを最終的に1個ずつぶつけて音で判断します。
この選別はすべて手作業で、毎日90㎏約3万個を数時間かけて確認しているんです。音の特徴は中身は入ってれば高い音、入ってなければ鈍い音がします。
これを聞き分けるのがプロの技ですね。素早く選別するのに2年かかるそうです。
8.おでこに指一本を当てるとなぜ立てない?
座っている人のおでこに指一本を当てるだけで立てなくなってしまいます。それは、人間が立ち上がる時に重心をかかとの上まで持っていく必要があるから。その為には体を1回前に倒さないと立つことが出来ないんです。
9.針金のハンガーを頭にはめると首が勝手に回るのはなぜ?
首を支える神経が緩むからなんです。医学界で『ハンガー反射』と呼ばれていて、首の筋肉は重い頭を支えて普段は力が入って伸びていますが、ハンガーでこめかみを刺激した側の首を支える筋肉が緩むので、無意識のうちに刺激した側に回ってしまいます。
10.1から数える時と10から逆に数える時の違いは?
4と7の数え方が変わります。1からだと「いち に さん し ご ろく しち はち きゅう じゅう」となり、10からだと「じゅう きゅう はち なな ろく ご よん さん に いち」となります。これは数を間違えないようにするためなんです。
11.1個98円の家庭のハンバーグが一流シェフの味になる工夫とは?
専門店のハンバーグは1個1000円越えは当たり前ですよね。これを家庭で作る98円のハンバーグにあるものを入れるだけで高級ハンバーグの味になります。
作り方はボールに合い挽き肉・卵・調味料を入れて軽く混ぜます。本来ならつなぎにパン粉を入れますが、ここで『お麩』を入れます。お麩を細かく砕いて牛乳を加えてパン粉の代わりに投入。粘り気が出るまで練り込んでいきます。
お麩はパン粉に比べて1.5倍吸水性がいいので、旨味の素である肉汁をしっかり閉じ込めてくれるんです。だからジューシーなハンバーグになるんですね。
適量は合い挽き肉100gに対してお麩5g。かかる費用は1人前10円プラスするだけです。肉汁から水蒸気が生まれるので、フワフワに仕上がります。最後にお酒を入れて蒸し焼きにすれば完成です。これなら簡単に家庭で作れますね。
12.1箱178円のカレールーで作ったカレーが高級カレーになる?
まずは普通にカレーを作る要領で具材を好みのサイズにカットして、フライパンで軽く炒めた後に煮込むための鍋に移します。その前に排水溝ネットに普段は捨ててしまう野菜の皮やヘタを入れて数分間煮込むだけ!
これだけで旨味が凝縮された黄金色の野菜だしがとれるんです。味の深みの数段アップです!