2017年6月13日の『あさイチ』は、フローリングワイパーと粘着クリーナーの使い方です。大抵のお宅にはあるこの2つのお掃除道具。でも、意外と使い勝手が悪い時ないですか?今回のスゴ技Qではその困りごとを解決してくれます!
フローリングワイパー編
1.最後のゴミを取り切れない
フローリングワイパーは時間を問わず掃除できるので、ササッと掃除したい時には便利です。でも、最後に残ってしまったゴミが取り切れずに、結局掃除機が必要だったりそーっと端に寄せてなかったことにしたり・・・。
しかし、原因はフローリングワイパの持ち方が正しくないからなんです!柄の端を片手で持って出来るだけ軽くそーっと動かすこと。実は力を入れれば入れるほどゴミを取りこぼすんです。
ヒミツはシート。シートは表面がデコボコしているので、この立体が髪の毛やほこりを絡め取ってくれるんです。このデコボコを潰さないようにすることが重要なんです!
2.最新フローリングワイパー
- 水を入れるボトルが付いていて、ドライシートでもすぐに水拭きできます。
- ブナの木で出来ていて、柄の部分もステンレス製。おしゃれ用です。
- 4面使えるフローリングワイパー。先が回転して、細いスキマにも入ります。
3.隅のゴミが取れない
フローリングワイパーは糸くずや髪の毛のような軽いゴミを取るために開発されていて、重い砂のようなゴミは苦手なんです。だから四隅に溜まっちゃうんですね。
そんな想定外のゴミを取るには、フローリングワイパーを8の字に動かします。そうすることでよりシートにゴミが絡むんです。この時も軽く持つようにしましょう。
4.100均のシートをパワーアップさせるには?
CMに出てくるようなフローリングワイパーのシートは結構お高いですよね。だからと言って100均のシートはちょっと物足りない。
そんな時は食器用洗剤を使います。大き目のバケツに水2ℓを入れ、洗剤を3~5滴入れて混ぜます。掃除に使うシートを浸したら、軽く絞ってウエットシートとして使います。水だけだとシートに染み込まないので、界面活性剤の効果を使うんです。
使う時にシートを3枚重ねて使えば、こびりついた汚れまでしっかりと取れますよ。
5.どれぐらいゴミが付いたら替え時?
6畳の部屋を両面で10~12回分は使えるそうです。
粘着クリーナー編
1.粘着テープが真っすぐ切れない!
コロコロした後にテープを切ろうとしても、大抵斜めに切れてしまいますよね。これを真っすぐに切ることはそもそも不可能なんです。
強度を出すための繊維の向きは長い方なので、この向きに逆らって切ろうとしているので真っすぐ切れないんです。これはメーカー長年の課題なんです。
始めから1回分に切れているタイプやミシン目が入っているタイプしか無理みたいですね・・・。
2.床にくっついてしまう
これは粘着テープ業界で「レール現象」と呼び、これを防ぐには輪ゴムを使うんです。2個輪ゴムをシートにつければくっつき防止になりますよ。ただ、力を入れないとゴミは取れないのかな・・・。
3.粘着テープの使い分け
粘着テープには強弱があるんです。サッシの掃除には弱のテープを使います。シートを適当な大きさに切って、こすると取れます。
もともと強粘着はカーペットや服などの布製品用、弱粘着はフローリングやサッシのようなかたくて平らな場所用なんです。
他にも弱テープは机の上の消しカスにピッタリ。これなら子供が自分できれいにしてくれそうです。
強テープは下駄箱のような砂のように重くでゴツゴツしたゴミに最適。ほうきを使うと砂ぼこりがたってしまいますよね。