2017年10月4日の『あさイチ』は今年急増しているRSウイルスについてです。我が子の幼稚園でも1か月ほど前に大流行して、入院した子までいました。
RSウイルス感染症とは?
RSウイルスは風邪と同じ症状が出ますが、熱が出たり咳が酷くなります。乳児や高齢者がかかる肺炎になる危険性があります。
例年だと冬にピークを迎えるRSウイルスですが、今年は夏から徐々に増えて9月には過去最高を記録しました。
RSウイルスは急性の呼吸器感染症ですが、全体的には60~70%は軽く済みます。その後に呼吸器の下気道と呼ばれる場所に20~30%行きますが、ここで重症化する人もいます。
特に1歳未満の乳児が感染すると無呼吸発作を起こしやすく、入院が必要になるほど重症化する危険性が高まります。
生まれたばかりの乳児の場合は外出してなければ大丈夫だと思いがちですが、RSウイルスは感染性していても症状が軽ければ自分でも気づかないので、家族内で感染していることがあるんです。
だから、家族の誰かが風邪をひいている場合はもしかしたらRSウイルスの可能性があることを覚えておきましょう。
このRSウイルス、私も子供を産んでから初めて知った病名でしたが昔からある病気で、検査されるようになったのがここ10年ほどなんです。だから意外とこの病名を知らない人が多いんです。
RSウイルスの症状
RSウイルスの症状は、
- たんがつまったぜーぜーする咳
- ぜーぜー喉が鳴る音
- 発熱
- 数時間で突然、症状が悪化
などです。
このような症状が出た場合は診察を受けましょう。また、家族の中で鼻かぜ程度でも手洗い・うがい・マスクなどで予防しましょう。