最近、我が家で使ってみた『ディアウォール』を紹介します。
ディアウォールを使って棚をDIY
『ディアウォール』という商品は、市販の2×4材を使用して柱を立てるものです。1セット1000円程度でホームセンターなどで売っています。
我が家では、旦那が仕事柄ファックスを使うので、ファックス台+仕事用の書類棚としてメタルラックを使っていました。
でも、メタルラックって思った以上に動くんです。
足にコロコロがついているのでロックは掛けてあるんですが、ファックスの印刷で動くとラックも同時にゆらゆら・・・。
耐震用の突っ張り棒を天井からつけてもいいけれど、何だか金属とプラスチックで統一感ないし、だからと言って既製品のしっかりした棚だと高さがいまいち。
という訳で、作ってしまいました。
(棚の中がごちゃごちゃしているのは気にしないでください。)
ホームセンターで買ってきたもの
ファックス棚と一緒にパソコン机、テレビ固定用の柱も同時に作ったので、購入したのは
- ディアウォール 6セット
- 2×4材 6本
- 横桟用1×4材 3本
- 棚板 棚用に4枚分、パソコン机用に1枚
- パソコン机用の脚 1本
- ビス
(棚板、パソコン机用の脚の残りでパソコン机横の小さい棚を作成)
今回は耐震性も考えて『しっかり』したものを作ろうとしたので、費用は2万円程度かかりました。
棚受けはもともとあったものを使いましたが、ディアウォール専用の棚受けもあります。
出典:https://www.amazon.co.jp/
ディアウォールの使い方
パッケージ裏の説明書はこんな感じです。
2×4材は床から天井までの高さから45㎜短い長さで用意します。
出典:http://blog.rpgame.xyz/entry/2016/05/10/162529
左側のバネがついている方が天井用です。2×4材の両端にディアウォールをはめて、天井側を押し付けて床側を壁に向かってずらしていきます。
この時に下側のディアウォールがすぐに外れてしまう場合は、隙間に紙を入れて外れないように仮止めをするとイライラしなくて済みます。
これでガタガタするほど緩いときは、付属のスペーサーを下のディアウォールの中に挿入して調整します。我が家は必要ありませんでした。
床がクッションフロアだと柔らかいので段々と柱がずれてくることもあるようです。突っ張りの強度を上げるために、少し2×4材を長くするか、スペーサーを活用しましょう。
ディアウォールを使って棚を作ってみた感想
丈夫さを求めて作ったので棚板は24㎜と厚めにしましたが、普通に本棚を作るだけなら半分ぐらいの厚みでもOKです。まず初めにファックス棚だけ作ってから横のパソコン机とテレビ固定用の柱を作りましたが、ファックス棚だけで全くガタガタしませんでした。
メタルラックを使って2年、もっと早くディアウォールで棚を作ればよかったです。
キッチンやテレビにも活躍
我が家はリビングの棚+机として活用しましたが、他にもこんな用途があります。
出典:roomclip.jp
おしゃれなインテリアスペース。(こまめにお掃除できる人限定)
出典:roomclip.jp
キッチン周りの調味料を収納。火元が近いと油染みや引火の危険性があるので、もう少し離した方がいいと思いますが。
出典:roomclip.jp
キッチンカウンターしたが本棚に。この高さなら子供が自分で片付けられるし、正面を向いているから欲しい本がすぐに分かります。

出典:roomclip.jp
ちょっと憧れる壁掛けテレビも。
みんな、お洒落さんですね。
こんなアイディアも
壁に傷を付けないために使うことが目的のディアウォールですが、壁の前にもう一枚壁を作ってその裏側にスタイロフォームを貼れば防音にも使うことができます。
趣味で音楽を聴いたり、楽器を弾いたり、お家カラオケをする人には簡易防音室としてもおすすめです。
(追記:2016年12月21日の『とくダネ!』でも紹介されました。)
コメント
私もディアウォール導入したいなと思っていたので、すごく参考になりました。
確かにメタルラックはガタガタするのですが、安いからという理由で使っていました。
しかし、この記事の机も一緒に作れるという例を見て、私の中で俄然アリな選択肢になりました。
メタルラックより断然雰囲気が良いですし。
もうすっかり目から鱗です。ありがとうございました!
cimachiさん、コメントありがとうございます。
我が家は2×4材をそのまま使用していますが、塗料を使えばもっと雰囲気出ますよ。ぜひ使ってみてください!