2017年6月17日の『ジョブチューン~アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』は、『国民的大ヒット食品に対する疑問を解決!2時間SP』です。放送予定内容は、
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あずきバー・ごはんですよ!・チップスター・お茶づけ海苔…誰もが一度は食べたことのある国民的大ヒット食品が大集合!国民が気になるギモンをすべて解決しちゃいます
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「あずきバー」 なぜあんなに硬いのか!?あずきバー最大の謎に迫る!
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「チョコモナカジャンボ」 なぜあんなにパリパリ?モナカの食感を保つためにしている工夫とは!?
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「江戸むらさき ごはんですよ!」 ごはんにもパンにも!さらには調味料にも!無限に広がるアレンジレシピを紹介!
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「アマノフーズ・いつものおみそ汁」 大人気フリーズドライおみそ汁の製造工程が明らかに!
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「明治・アーモンドチョコレート」 広大な農場で育てられたアーモンドの驚きの収穫方法にスタジオ騒然!
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「チップスター」 食べ方によって美味しさが変わる!?
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社員オススメの美味しい食べ方を伝授!
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「金のつぶ」 種類豊富な納豆・金のつぶシリーズの製造工場に潜入!『パキッ!とたれ』のヒミツも大公開!
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「永谷園・お茶づけ海苔」 意外と知らない素朴なギモン『お湯をかけるの?お茶をかけるの?』正解は?
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「イシイのおべんとクンミートボール」 お弁当だけじゃない!大人も楽しめる社員オススメのアレンジレシピとは!?
です。
出演者はネプチューン名倉潤さん・原田泰造さん・堀内健さん、パネラーにバナナマン設楽統さん・日村勇紀さん、土田晃之さん、榊原郁恵さん、石塚英彦さん、児嶋一哉さん、大石絵理さん、進行は田中みな実さんです。
放送内容は随時更新します。
井村屋あずきバー
1973年にぜんざいをそのままアイスにするという発想から販売されたあずきバー。年間売上2億5000万本以上の国民的大ヒットアイスなんです。
1.どんなあずきを使ってるの?
1日に使うあずきの量は24トン!およそ1億粒です。
まずは機械で大きさの選別をします。使えるのは5~7㎜の大きさのものだけです。網が2段になっていて、上の網で7㎜以上のあずきを排除し、下の網で5㎜以下のあずきを排除します。
次の機械では超高速であずきを飛ばしながら色を選別して、使えないあずきを瞬時に判断してエアーで吹き飛ばします。超ハイテクマシーンを使っているので、見逃さないんです!
選別することで、1億粒あったあずきから200万粒が取り除かれます。大きさや品質を均一にすることであずきの炊きムラが防げるんです。ちなみにあずきを炊く工程はトップシークレットです!
2.なぜあんなカチカチなの?
あずきバーは砂糖・あずき・水あめ・コーンスターチ・食塩のみで出来ています。乳化剤のようなアイスを柔らかくする添加物を一切使っていないのでカチカチなんです。
3.あずきが均等に散らばっているのはなぜ?
通常凍らせるときに型に入れるとあずきが沈んでしまいますが、井村屋では型に入れる前にタンクであずきの素を5℃以下に冷やします。これを急速凍結することであずきが均等に充填できるんです。
つまり、あずきが沈む前に凍らせてしまうんですね。
他にも知られていないことは?
やわらかあずきバーという商品を販売していました。でも売れなかったんです!すぐに販売中止になりました・・・。
あずきバーの美味しい食べ方
- 電子レンジで1分間温めるとぜんざいになります。
- 炊飯器にうるち米1合・もち米1合・あずきバー1本を入れて炊くとお赤飯になります。
どうしても固いのはちょっと・・・
添加物が入っていないので溶けるのも早いんです。袋から出してじーっと3分ほど待ちましょう。もしくは袋のまま電子レンジで10秒ほどチンしましょう。
他にはあずきバーをかき氷にする商品があるので使ってみましょう。
牛乳をかけて食べるのがおすすめです!
森永チョコモナカジャンボ
1972年に発売。そのボリュームとモナカのパリパリ食感が人気で、年間1億5000万個以上販売しています。
1.モナカはなぜあんなにパリパリなの?
パリパリ食感にこだわって、和菓子のモナカとは違う材料で作っているんです。
和菓子もモナカはもち粉を使っているのでしっとりとした食感になります。一方でチョコモナカジャンボのモナカは小麦粉を使っているのでパリッとした食感になるんです。
さらにモナカの内側に薄くチョコをコーティングしていて、バニラアイスの水分がモナカに移らないようにしているんです。他のモナカアイスはシナシナですもんね。
ちなみにバニラアイスは乳製品と砂糖と水あめなどを混ぜ合わせていて、あっさりとした仕上がりにしています。
2.板チョコをそのまま入れているの?
板チョコではなく液体状のチョコを使っているんです。その方がアイスにした際に口どけが良くなるんです。
下の部分のモナカとアイスの上に液体のチョコをかけ、その上からアイスとモナカで挟んだらチョコモナカジャンボの形になります。その後、マイナス35℃以下で35分間冷凍します。
この時にモナカとアイスの間に隙間が出来てしまうとモナカが割れやすくなるので、中にギリギリまでバニラアイスを入れているんです。
ちなみに、袋に入ったチョコモナカジャンボを箱詰するのは人の手でするんです。1人1日約24000個も!
3.何でジャンボっていう名前なの?
最初は今の半分ほどのサイズでした。1980年に今の2/3のサイズのチョコモナカデラックスが発売され、1996年に今の大きさにしてチョコモナカジャンボになったんです。
もう少し小さいサイズは出さないの?
都内で1か月だけテスト的に小さいサイズを出したことがありましたが、全く売れませんでした。『チョコモナカジャンボミニ』という商品名で、いまいちサイズ感が分からないですね・・・。
チョコモナカジャンボの美味しい食べ方
m実はオーブントースターで60秒ぐらい温めるとよりパリッとするんです。1分程度ではアイスが溶けないので、周りは温かくて中は冷たいんです!
桃屋ごはんですよ!
1973年に発売されたごはんですよ!はトロッとした食感に海苔の風味がたまらない桃屋の看板商品です。海苔佃煮の全国シェアは43年連続1位なんです。
1.ほんとに本物の海苔を使っているの?
使っているのは『あおさ海苔』なんです。おにぎりなどで使う『黒海苔』を使って佃煮を作ると風味が弱く固い食感になってしまうんです。あおさ海苔を使うことで風味のいいトロッとした柔らかい食感に仕上げています。
海苔は国産100%で、伊勢湾と三河湾の高級品なんです。水質がよく海のミネラルも豊富なので、磯の香りが豊かで色も鮮やかなのが特徴なんです。
収穫したあおさ海苔には異物が混入しているので、まずは洗浄して下処理します。桃屋では総工費4億円の海苔を洗うためだけの工場があります。
赤いベルトコンベアは水の流れと逆方向に動いていて、小さな突起が細かい異物を絡め取ってくれます。これで海苔と異物が一気により分けられるんです。
この後もいろいろな機械にかけられて、約1時間かけて海苔を徹底的に洗浄します。さらに画像検出装置や金属探知機で厳しくチェックし、最後は人の目で確認します。ここでは食べられる海藻でもあおさ以外の物は取り除くんです。
こうしてきれいに洗浄された海苔をマイナス20℃の冷凍庫で保管し、今度は味付けのために他の工場に移します。
2.味付けには何を使っているの?
味付けは砂糖と醤油にホタテとカツオから取った旨みを加えているんです。調味液にあおさを加えたら、釜に入れて炊き上げます。
炊き方にもこだわりがあって、海苔の風味と食感にこだわって一般的な海苔の佃煮の半分の時間で『浅炊き』しています。海苔は炊きすぎてしまうと繊維質が溶けて食感が無くなり、香りも飛んでしまうんです。
3.開封したらどのくらいもつの?
開封したら冷蔵庫に入れても2週間が目安です。・・・早くない!?保存料が入っていないので早いんです。
ちょっと変わった商品名
『ごはんですよ!』という商品名を考えたのは先代の社長で、他にも面白い商品名の海苔の佃煮があったんです。
- お父さんがんばって!
- オ!ECデス
- ハ長調
- いただきます
- OCaさん鉄だって!
- ジャンケン・ポン
ごはんですよ!の美味しい食べ方
ホームページには180ものアレンジレシピが掲載されています。その中で社員人気No.1は『黒チャーハン』です。材料は、
- ごはんですよ!大さじ2~3
- チャーシュー100g
- ネギ1/3本
- 卵1個
- ご飯350g
- サラダ油大さじ1
具材とご飯を炒めてごはんですよ!を加えるだけです。他の味付けは一切なしです。
他にもごはんですよ!とチーズ、ごはんですよ!とバターのトーストがおすすめです。