2017年7月25日の『この差って何ですか?』は「夏バテしない&太らない体になる驚きの差2本立てSP」です。放送予定内容は、
- 危険な夏バテは「豚肉」「きゅうり」「山芋」が解決!疲労回復に最強の「食べ合わせ」と「絶対NGの食べ合わせ」…夏に美味しい冷しゃぶサラダはダメ!?の衝撃
- より太らないのは焼肉?しゃぶしゃぶ?
です。
出演者はMCに加藤浩次さん、川田裕美さん、パネラーに土田晃之さん、上地雄輔さん、岡田圭右さん、秋野暢子さん、井上咲楽さん、大石絵理さん、IWGPヘビー級王者オカダカズチカさん、中村江里子さんです。
放送内容は随時更新します。
どちらの方がより太りにくい?
1.お肉を食べるなら焼肉?しゃぶしゃぶ?
使用する部位が同じで同量・脂身も同量の場合、より太りにくいのは「焼肉」なんです。ポイントは調理した時の落ちる脂の量なんです。
焼肉は30%、しゃぶしゃぶでは15%の脂が落ちるんです。しゃぶしゃぶの場合は鍋に溶けだした脂が次の肉についてしまうので、ダイエットには効果的ではありません。
2.コンビニおにぎりを食べる時はチンして温める?そのまま?
「そのまま食べる」方が太りにくいんです。ごはんの中に含まれるデンプンは温かいと糖分として吸収されます。そのためご飯も温かい物より冷たいものの方が太りにくいんです。
3.お酒を飲むなら梅酒?ビール?
「ビール」の方が太りにくいんです。100㎖当たりのカロリーはビールが40kcalなのに対して梅酒は156kcalもあるんです。梅酒は作る時に青梅1㎏に対して氷砂糖を500g以上使うので、カロリーはビールの3倍、糖質は7倍もあるんです。
4.ホットケーキにかけるならハチミツ?メープルシロップ?
「メープルシロップ」の方が太りにくいんです。メープルシロップの方がカロリー・糖質ともに低いですが、ダイエットに効果的なカリウムもたくさん含まれているんです。
カリウムは体のむくみを解消してくれて、ハチミツの12倍も含まれています。
5.ご飯を食べるなら玄米?雑穀米?
「玄米」の方が太りにくいんです。カロリーは変わりませんが、玄米の方が食物繊維が多く、腸内環境を整えてくれます。
6.コーヒーを飲むなら食前?食後?
「食前」の方が太りにくいんです。コーヒーにはクロロゲン酸という成分があって、体内の脂質・糖の吸収を抑える働きがあります。
7.あんこを食べるならつぶあん?こしあん?
「つぶあん」の方が太りにくいんです。つぶあんとこしあんの差は皮が残っているかどうかで、皮が残っているつぶあんの方がダイエットに効果的なんです。
皮には整腸作用のあるサポニンという栄養素がたくさん含まれていて、サポニンには便秘を改善する作用があるんです。
夏バテにならないための食材の調理方法とは?
豚肉を食べるなら豚しゃぶサラダ?豚キムチ?
豚肉には「ビタミンB1」が含まれています。その量は牛肉の10倍!夏バテというのは筋肉が疲労してしまうことで、ビタミンB1が不足すると筋肉の代謝が上手く行われなくなってしまいます。
豚肉を食べるなら「豚しゃぶサラダ」よりも「豚キムチ」。ビタミンB1は水溶性なので煮出してしまうと水に溶けだしてしまいます。
豚キムチにすると炒めるのでビタミンB1の逃げ場が無くなります。さらにキムチの乳酸菌が腸内環境を整えてくれるので、夏バテ予防には効果的なんです!
豚肉と最強の食べ合わせは?
「にんにく」です。にんにくに含まれるアリシンにはビタミンB1の吸収を促進する働きがあり、体の中にビタミンB1とアリシンが結合すると体の中で効果がずっと長く続いてくれるので、ビタミンB1の効果を高めてくれます。
豚肉調理に使うにんにくは丸ごと?すりおろし?
「すりおろし」の方が効果的です。アリシンはすりおろす過程で生成されるのですりおろさないと生成されないんです。
豚肉とにんにくの最強レシピ「豚肉のみそチーズ炒め」
使用する材料は4人分で、
- 豚肉400g
- おろしにんにく小さじ1/3
- 玉ねぎ1個
- ピーマン1個
- 黄色パプリカ1/2個
- 赤パプリカ1/2個
- 塩適量
- しょうゆ少々
- 味噌大さじ1
- 黒コショウ少々
- 砂糖大さじ1
- 酒大さじ1
- 油大さじ1
- ピザ用チーズひとつかみ
ジッパー付きの袋に豚肉・味噌・砂糖・酒・おろしにんにくを入れて、揉んで下味をつけます。
油をひいたフライパンで下味をつけた豚肉を炒めたら、ピーマン・パプリカ・玉ねぎを入れます。火が通ってきたらチーズとしょうゆを入れ(この時点で30秒経過)、フライパンを返しながら味をなじませチーズが溶けてきたら塩コショウを入れ、わずか1分で完成です!
夏バテに効くきゅうりとの食べ合わせは?
きゅうりの95%は水で栄養がほとんどないように言われますが、カリウムがとても豊富なんです。カリウムには利尿作用があって、体から水分と共に余分な熱を放出して体温調節をしてくれます。
きゅうりと食べるなら「豚肉」よりも「鶏肉」。豚肉はビタミンB1が多くていいのですが、きゅりとの食べ合わせはあまり良くありません。
豚肉にも体を冷やす効果があって、きゅうりと一緒に食べると冷えすぎてしまって冷え性の人は血行が悪くなって夏バテの原因となることがあります。
一方で鶏肉は冷えすぎることはなく、鶏肉の中には「カルノシン」という疲れにくい効果がある物質が含まれています。
きゅうりと最強の食べ合わせは?
「梅」です。梅のクエン酸には筋肉細胞の疲労回復効果がとても強く、きゅうりのカリウムと最強の組み合わせです。
山芋のネバネバ成分「ムチン」
昔から滋養強壮にいいと言われる山芋。「ムチン」というネバネバ成分が胃の粘膜をコーティングしてくれます。するとたんぱく質の消化吸収が良くなるんです。だからとろろがいいんですね。
山芋と食べ合わせ最強食材は?
山芋のムチンと食べ合わせが最強なのは「マグロ」。マグロに含まれる「カルノシン」は疲労回復効果を2倍にしてくれるんです。
反対にオクラととろろの食べ合わせは効果が薄くなります。オクラのネバネバも同じムチンなんですが、量が増えるだけで相乗効果はないんです。ここに卵を入れれは疲労回復効果が増します。