2017年2月7日の『クイズやさしいね』は2時間SPです。放送予定内容は、
- 日本人の「やさしさ」のルーツはすでに江戸時代から存在していた!日本人の生活の中でよく見かけるある物に、日本人ならではのやさしさが潜む。また、日本の伝統道具や、日常の最新グッズにちりばめられたやさしい問題が続々登場。
- 海外から来た旅行客がまず始めに日本に触れる玄関口「空港」。オリンピックに向けて進化し続けるターミナルの進化に詰まったやさしさを紹介。
などです。
出演者はMCに内村光良さん、加藤綾子さん、レギュラーパネラーに坂上忍さん、バナナマン日村勇紀さん、ゲストパネラーに平成ノブシコブシ吉村崇さん、春香クリスティーンさん、佐藤栞里さん、蛭子能収さん、℃-ute岡井千聖さん、パックンマックンのパックンさん、厚切りジェイソンさん、菊池桃子さんです。
放送内容は随時更新します。
日本の玄関『羽田空港』のサービスとは?
2016年世界の清潔な空港ランキングに4か所もランクインする日本。そんな空港には日本のやさしさがあふれていました。まずは羽田空港です。
日本らしい自動販売機で売っているものは?
絵馬をイメージした木札。備え付けのマジックで願い事を書いて、すぐ横の壁に取り付けられるようになっているんです。外国人だけでなくこれから出発する日本人にも好評です。
羽田空港限定の吉野家のメニューは?
『牛重』というお重に入った特製牛丼。ここだけのオリジナルメニューです。
すき焼き たか福でおしぼりと一緒に持ってきてくれる布は何のため?
荷物用の布。大きなスーツケースやかばんに汚れや匂いが付かないようにするためです。
Hitoshinaya(ヒトシナヤ)
こだわりの一品を提供してくれる飲食店で、お水と一緒に出汁も出してくれます。入口が3か所あって、ラーメン・どんぶり・あさごはんが食べられるんです。
時差ボケした状態でもここに来ればいつでも朝ごはんが食べられます。
トイレにあるトイレットペーパーじゃない紙とは?
続いては成田空港。トイレにはスマートフォン掃除用の紙が備え付けられています。空港の待ち時間に触って汚れたスマートフォンをトイレのついでにきれいに出来るんです。
1台だけの便利な機械とは?
海外旅行から帰ってくると余ってしまうのが小銭。両替も出来ないので溜まってしまいがちですが、黄色い機械にコインを入れると電子マネーに交換してくれます。現在はまだ1台しかないそうですが、今後増える予定だそうです。
どうせならガチャガチャに!
他にも余った小銭を使える日本ならではのものと言えばガチャガチャ。お土産にもなるので喜ばれています。
東京のやさしさ
上野広小路が広い理由は?
火事の延焼を防ぐため。昔は木造建築だったので一度火事が起きるとどんどん延焼していました。1657年に起きた明暦の大火では江戸の約6割が消失して、死者が10万人以上出ました。
皇居の天守閣が無いのは?
皇居は元々徳川家が住む江戸城でしたが、他のお城にはある天守閣がありません。それは、明暦の大火で被害にあった後も江戸の復刻を優先したから。幕府にも優しさがあったんですね。
両国橋も幕府のやさしさ?
江戸に詳しすぎるアイドル『お江戸ル』の堀口茉純さんが紹介してくれます。堀口さんは江戸文化歴史検定一級を最年少で取得し、江戸に関する本を多数出版する本物のスペシャリストです!
両国橋も明暦の大火以降に出来た橋。隅田川を境に武蔵国と下総国に分かれていたので、敵の侵入を防ぐために隅田川にはほとんど橋がかかっていませんでした。
しかし、火事で川を越えられずに死んでしまった人が多数いたため、幕府が国の安全よりも庶民の人命救助を優先しました。2つの国をまたぐ橋なので『両国橋』と言うんですね。
江戸時代から迷子センターがあった?
湯島天神の『奇縁氷人石』と呼ばれる石碑。通常の石碑は何かの記念や道しるべのために建てられますが、この石碑は迷子用の情報交換に使われました。
迷子を捜している人は『たづぬるかた』と書かれた方に子供の特徴や名前を貼り、『おしうるかた』と書かれた方には迷子を見つけた人がいた場所や服装などを書いて貼っていました。
『奇縁』とは不思議な縁、『氷人』とは仲人のことで、まさに人と人を結びつける石碑ですね。
ちなみに『番屋』という施設が交差点などに置かれて、地域住民が道案内をしていましたが、これが明治時代に『交番』として引き継がれたと言われています。
外食文化も江戸時代から
浅草寺の仲見世商店街は下町の中心地。手軽に食事を楽しむ文化が生まれたのも江戸時代でした。江戸時代初期は家でご飯を食べるのが主流でしたが、急激に増えた出稼ぎの男性のために『定食屋さん』が出来ました。
ごはん、お碗、惣菜、お新香という今と変わらないスタイルでした。
割り箸の意味とは?
隅田川で大量に取れていたうなぎ。江戸時代はファストフード感覚で棒に刺した丸焼きで食べていました。その後高級志向の蒲焼になり、蒲焼を楽しむために割り箸が作られました。
他のお店では普通のお箸が出されていましたが、うなぎ屋さんでは「このお箸を使うのはあなたが一番最初ですよ」という意味で割り箸を提供していました。
今では安物のイメージの割り箸ですが、当時は一膳ずつ手作りだったので高級品でした。高いお金を払って食べてくれるお客さんへのおもてなしだったんですね。
日本の職人が生み出したオドロキ最新グッズ
舞妓さん風ワインボトルカバー
出典:http://www.ippuya.co.jp/?pid=100007804
京都の『一布や』。ワインボトルカバーのミニチュアの着物が人気で、舞妓さん風になっています。結婚式におすすめの新郎新婦バージョンもあります。京華つつみ4630円です。
自由に曲げられるお皿
富山県で100年以上金属工芸品を作っている『㈲シマタニ昇龍工房』。鍛金の技術でお寺のおりんを作っていますが、ここで作られる『すずがみ』という錫を厚さ0.75㎜に伸ばした薄い板。
やわらかいので手で曲げられますが、お皿として使うことが出来ます。錫はもともと弱い金属で、叩くことで曲げても折れない強度が生まれます。均一に叩くこと所が職人技です。
料理によって好きな形にカスタム出来ます。2160円からです。
メッセージになる昆布
一見すると普通の昆布ですが、水で戻すと文字になる『メッセー字昆布』。幸福・寿・大吉などおめでたい言葉や四葉のクローバーや地図などの形をしたものまであります。
オリジナルのメッセージも注文できるので、お祝いごとにいいですね。
足跡の楽しめる下駄
下駄の緒の部分がゴムで出来ていて足が痛くなりにくく、足跡が生き物の足の形になっている下駄『ashiato』。フクロウ・ティラノサウルス・サル・ヤモリ・ヤマネコの形があります。
大人用もあるので親子で楽しめますね。
大人女子におすすめです!
精密機械に使われる金属部品を製造する石田製作所。ここでは5㎝ほどのミニチュアのハイヒールを作っていて、爪の長い女性用の缶オープナーとして使います。商品名は『CANGAL(キャンギャル)』。
全ての工程が手作りで、職人技の詰まった一品で1日に4個しか作れません。デコることも出来て、プレゼントにいいですね。スワロフスキータイプで23000円です。
シニアに人気のバスツアー
参加者全員おひとり様というバスツアーが流行っています。毎回満席のバスツアーは『集合場所を確認するためのバスツアー』。
旅行会社のツアー旅行は全てを手配してくれますが、遠出する国内旅行の場合は集合場所が大きな駅や空港。ここにたどり着けるかどうかというのが不安だということで、そのための確認ツアーなんです。
実際の集合場所を確認しながら、ランチもゆっくりと楽しめます。改札からのルートや迷った際の緊急対応も教えてくれて4900円。ちょっとありがたいですよね。知らないところってドキドキするので。
夜中に自転車で配達しているものは?
深夜3時の目黒区・世田谷区・大田区のおよそ40kmを10年間自転車で走る田中さん。それはパンの配達。焼きたてのパンを注文を受けたお宅にわざわざ自転車で配達しているんです。
深夜なので車やバイクを使わずに、とても優しい気持ちになるパンですね。
スーパーで相手にイラっとしたことランキング
奥さんの意見
- 一緒に買い物しない。
- 値段を見ずに買う。
- 何食べたいか答えない。
旦那さんの意見
- 買い物が遅い。
- レジで小銭を出す。
- 安いものばかり買う。
だそうです。男性と女性はほぼ真逆なんですね。互いに歩み寄りましょう。
高齢者のためのやさしい最新技術とは?
高齢者リハビリ施設。スタッフの登嶋さんは自費で100万円を出して、高齢者のために最新技術を使って世界中の景色をVR(ヴァーチャルリアリティ)映像にしています。
思い出の風景を見ることで、また行きたいという思いがリハビリに対する意欲を生んでくれるんですね。これを個人で考えるっていうのがすごいなって思いました。企業が利益目的でやりそうですよね。